社会福祉法人　富士見町社会福祉協議会のホームページ

　5月29日（土）に、富士見町災害ボランティアコーディネーター養成講座の修了者を対象とした「スキルアップ講座」を行いました。

　

　同養成講座は、毎年夏から秋にかけ、富士見町で大規模災害が発生した時、自らの命を守ることができ、地域のために活躍できる方を一人でも多く増やすことを目的に開催しています。昨年度は、町内で新たに23名が受講され、現在、53名の方々が修了されています。

　今回のスキルアップ講座は、次の３本立てで行いました。

その①「防災人材育成研修派遣事業について」

　本年度より開始した事業です。防災士資格など防災人材の　育成に資する研修や講座に参加希望される修了者を対象に、その学びを応援すべく受講経費等の一部を給付する事業です。事業内容や申請方法をはじめ、防災士資格の取得方法の説明などを行いました。修了者の中には、養成講座後、防災士資格取得講座に申し込まれている方もおられました。

 

その②「コロナ禍での災害ボランティアセンター運営事例紹介」

　昨年列島を襲った〝令和２年７月豪雨〟について、ボランティアセンターを設置・運営された市町村のコロナ禍での受入事例を共有しました。事例の中では、受付時間の書かれた整理券を配り、その時間まで自車等で待機してもらい３密を回避する工夫などがありました。

 

その③「災害ボランティア活動資器材の確認」

　富士見町社協の本部がある、ふれあいセンターふじみには、防災用の倉庫が３棟建っています。内１棟は町役場が設置したもので、その横続きに、社協独自で２棟の倉庫を構えています。今回は、それら倉庫内の物品確認を兼ねた整理・棚卸しを行いました。確認後、スマートフォン等が充電できるような準備が必要ではないか、倉庫内の入口付近に停電を想定して懐中電灯を提げて置こうなど、備蓄品について意見交換が行われました。

　養成講座は、本年も開催予定です。本ホームページ等でご案内さし上げますので、ぜひご検討いただけますと幸いです。