そよ風 ~事業所便り・ブログ~
~共生社会の懸け橋~ 福祉教室が開催されました
2024-11-06
カテゴリ:地域福祉係
高齢者疑似体験
富士見中学校・富士見高校では、高齢者疑似体験プログラムを実施しました。この体験では、視覚や身体の不自由さを実感し、日常生活の困難さを体験することで、異なる立場の人々への理解を深めました。例えば、ゴーグルを使った視覚体験や、重りをつけての歩行体験では、視覚や運動機能が衰えた場合の不便さを体感しました。また、軍手を使った手先の不自由さの体験を通じ、細かい作業の難しさを学びました。このプログラムを通じて、生徒たちは共に暮らす地域住民として、高齢者や障がい者への理解を深めました。
福祉教育 ✕ あいサポーター研修 ✕ 共生社会
富士見中学校では長野県あいサポーターメッセンジャーの牛山玲子(ユニサポ諏訪)さんと障がい当事者の長野県社協川崎昭仁さんを講師に招き「あいササポーター養成講座」が実施されました。
あいサポーターって?
様々な障がいの特性や障がいのある方が困っていること、そしてそれぞれに必要な配慮を 理解し、 日常生活でちょっとした配慮を実践していく『あいサポーター』の活動を通じて、 誰もが暮らしやすい地域社会(共生社会)をみなさんと一緒につくっていく運動です。 |
ヘルプマークって?
ヘルプマークディレクターでもある、牛山玲子さんより、ヘルプマークのことについてもお話をいただきました。 ヘルプマークは、外見からはわかりにくい障がいや援助が必要な人が、周囲に配慮やサポートを求めやすくするための目印です。妊娠中の方や、内部障がい、難病を抱える方などが利用していますが、このマークを持つ人が特別視されたり、誤った偏見を持たれることがあってはなりません。ヘルプマークは誰もが安心して使えるサポートツールであり、障がいの一部ではなく、共に暮らすための「手助けの橋」として理解されることが大切です。 |
富士見町のヘルプマーク交付窓口について(以下をご確認ください)
「ヘルプカード」と「ヘルプマーク」の活用について/ 富士見町ホームページ |
参考資料
共生社会とは、誰もが尊重され、安心して暮らせる社会。支え合いの心を持ち、ヘルプマークを正しく理解することで、偏見を無くし、共生社会の実現に近づくことができます。